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7 凌辱のプロローグ
一瞬、愕然とした表情となる美紀だが、すぐさま気を取り直すかのように、
「ま、仕方ないわ。さっさと済ませてよ」
と、立ち上がり男たちの待つベッドに乗り上がる。
「はは、さっさとじゃなくじっくり可愛がってやるよ」
そう言いながら冷酷な目で美紀を見据えながら、柴崎は用意していた何か犬をつなぐ首輪のようなものを持ち出す。
美紀は全身を、凍りついたような悪い予感に襲われ、
「ち、ちょっと!何よそれっ!そんなもん使わせないから!」
当たり前だ。これから晒し者にかる上に、そんな屈辱まで誰が受けてたまるか。美紀は拒絶を示した。
「何言ってやがる。負けたら俺たちの好きにしていいはずだぜ?」
柴崎はその言葉を、美紀でなく空のほうへ向ける。柴崎の指摘を受け、空はわざと困惑したように、
「う、うん。確かにそうだけど・・・・」
にやりとした柴崎は、さらに押しを効きかせ、
「何だ?話違えるのか?なら金は払えねえぞ。それに落とし前にお前ら全員やらせてもらうらかな」
その言葉を聞いた瞳がすぐさま泣きそうな顔で、
「えぇ~!嫌だ、そんなのぉ」
そういいながら空に救いを求めてるような目で訴える。
「だ、だって私、聞いてないよっ!」
反論する美紀。
しかし空は、冷たい目で答える。
「けど、聞かなかったのは美紀だし・・・やってもらわないと瞳や麗が可哀相だから」
確認をしなかったのは事実だ。美紀とて売りを初めてする訳ではない。その際には金額の相談のほか、避妊の確認やその他内容のことは事前に取り決め、NG事項は申し出るのが普通だ。
「・・・・わかったわよ。好きにすれば」
ついに美紀が、柴崎たちの・・・・いや空の軍門に下った。
「よぉし・・・じゃあ公開処刑の始まりだ。」
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